からだと心相談室:足、手の指に2〜3ミリのいぼ 高校2年生です。1年ほど前から、足、手の指に2〜3ミリのいぼができます。何回もドライアイスで切り取っていますが、うまく取れません。完治しないでしょうか。(10代・女性)
◇原因はウイルス、触らないことが大切
いぼは、ヒトパピローマウイルス(HPV)が表皮に増殖してできます。HPVには何十種類もあり、それぞれ症状や経過が異なります。
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ウイルスが原因なので接触すると、ほかの人や、自分の他部位に感染します。触ってうつるので、手指など服の着ていない露出部位に多く、ウイルスのついた所を裸足で歩くためか、足の裏にもよくできます。通常は痛みもかゆみもありません。ただ小児によく見られるドーム形の「ミルメシア」は炎症を伴っており、痛みます。
もともと、感染症に弱いアトピー体質の人、特に学童期の子どもたちに多く、ストレスなどで免疫が低下していると感染しやすく、治りにくいものです。
いぼはウイルスであるため、それを殺すような飲み薬がありません。よく処方されるものとしてハトムギを原料とした「ヨクイニン」があり、低下した免疫を活性化させることで、いぼを治療します。その意味から言えば、免疫状態が良くなれば、それだけでいぼが自然に良くなることがあります。
いぼを軽石でこすったり、つめ切りで下手に切ると数が増えたり、面積が広がります。とにかく触らないことが大切です。足指にできるとくっついて、隣の指にも感染しますので、5本指の靴下がお勧めです。
皮膚科でよく行われる治療に液体窒素による凍結治療があります。マイナス約200度の低温でいぼを凍らせて、壊死(えし)させ、取り除きます。ただ、この方法では足底のいぼが取れない場合も多いです。炭酸ガスレーザーでも奥に埋没したいぼは難しいようです。
足底のいぼには、いぼの部分に「スピール膏(こう)」を張ってふやけさせて、削る方法もあります。削るための専用のかみそり、くりぬき器も売られています。活性型ビタミン軟膏、ケミカルピーリング剤などの外用治療も行われています。
今年には新しい外用剤「イミキモド」が発売される予定です。<遠藤アレルギークリニック院長・遠藤薫先生(皮膚科)>
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- 2007/06/30(土) 15:13:00 |
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