メルケル独首相:「温暖化対策、連携を」…京都で講演 ドイツのアンゲラ・メルケル首相は31日、京都市の国立京都国際会館で開かれた毎日新聞社と稲盛財団主催の講演会で、「豊かな生活を守るには温暖化対策が欠かせない」と訴えた。持続可能な経済成長の維持のためには環境技術先進国の日独が連携して国際社会をリードする必要性があると語った。
メルケル首相は、97年に同館で開かれた地球温暖化防止京都会議に独の環境相として参加。今年6月の主要国首脳会議(ハイリゲンダム・サミット)でも、「2050年までに温室効果ガスの排出半減を検討する」との合意を得るなど、地球温暖化防止策で国際社会の取り組みを促した。 毎日新聞 サイエンス 環境 無断転載禁止
この日、メルケル首相は「地球温暖化問題の解決には緊急性がある。2050年までに排出量の半減が実現できないと、その損失を償うコストは、温暖化対策に必要なコストよりも極めて膨大になる」と指摘した。
解決につながる方策について、再生可能なエネルギー(自然エネルギー)の開発や省エネを挙げ、「この技術分野で日独は実績があり、市場の開拓にもつながっていく」と語った。
京都議定書では、発展途上国に温室効果ガスの削減義務はないが、「中国やインドなど途上国も排出削減の数値目標を掲げるべきだ」と述べ、そのために日独が排出削減のための技術をそれらの国に提供していくことを求めた。
また、メルケル首相の来日記念シンポジウム「環境から社会をどう変えるか」も開催。市民や企業の果たす役割について具体例を挙げて意見を交わした。【河内敏康、中野彩子】
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- 2007/08/31(金) 19:34:00 |
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