肝炎リスト、厚労省が放置責任認めず…最終報告書公表 「文書管理は不十分」
血液製剤「フィブリノゲン」の投与でC型肝炎に感染した疑いが強い418人の症例リストを厚生労働省などが放置していた問題を受け、同省の対応を自己検証していた調査チーム(主査・西川京子副大臣)は30日、最終報告書を公表した。 読売新聞 医療と介護 医療ニュース 無断転載禁止
報告は、リストを入手した2002年当時、同省が告知に動かなかったことについて、「反省すべきだが、責任があるとまでは言い切れない」と結論付けた。薬害肝炎訴訟の原告は「過ちを認めない姿勢に失望した」と批判している。
調査チームは、同省職員、医療関係者、患者、製薬会社社員ら計約50人から聞き取りをするなどして報告書をまとめた。報告書は、患者に告知しなかったことについて「国は患者の視点に立って、告知に関する配慮があってしかるべきで、反省すべきだ」とした。
しかし、旧ミドリ十字にリストなどの資料を提出させた02年の調査は「目的が患者救済ではなく行政の対応を検証するものだった」などとして行政責任を認めなかった。職員らの間には、既に医師が告知しているはずとの認識もあり、告知の是非の検討もされなかったという。
リストの放置が問題となった今年10月になって、患者を特定できる資料が同省の地下倉庫から出てきたことについて、報告書は「職員に隠ぺいの意図はなかったが、文書管理の状況はきわめて不十分」で、今後、職員の処分を行うとした。
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- 2007/11/30(金) 21:36:00 |
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