年金加入記録から共済年金の記載消える 社保庁が改善へ 福島県の年金受給者が、「宙に浮いた」厚生年金の記録を自分の記録につなげた後、社会保険庁から届いた年金加入歴を見ると、今度は共済年金の加入記録を示す記載が消えていた。社保庁のシステムは通常、古い共済年金記録を印刷しないためで、説明不足だったとして改善する方針。
福島県須賀川市の亀山幸男さん(70)に1月、「ねんきん特別便」が届いた。国家公務員になる前に7カ月間勤めた鉱山会社時代の厚生年金記録が宙に浮いていたので、社会保険事務所で自分の記録につなげる手続きをした。 朝日新聞 ニュース特集 年金記録問題 無断転載禁止
ところが、4月に社保庁から送られてきた加入歴には、7カ月分の厚生年金記録はあったが、その後に12年間勤めたはずの国家公務員時代の共済年金記録が消えていた。
社保庁の専用相談ダイヤルに電話したところ「こちらは民間委託で分からない」。社会保険事務所には、「相談が殺到していて、対応できない」と言われた。
社保庁によると、国家公務員共済、地方公務員共済、私学共済の年金記録は、各団体が管理している。「ねんきん特別便」には、各共済に記録を提供してもらって加入歴一覧に印刷している。
宙に浮いた記録をつなげた人には、加入歴を「記録照会回答票」として郵送するが、共済年金の記録は印刷していない。注意書きに「平成8年(96年)以前に退職した共済組合等の加入月数は情報提供されていない場合があります」と書いているが、混乱を招くとして対応を改善させる方針だ。回答票に印刷されていない分も含めて、加入歴に応じた年金額は支給されるという。
亀山さんは「正しい一覧が届くまで、安心できない」と憤っている。
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- 2008/05/07(水) 14:10:00 |
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