はなちゃんくらぶ 朝一 医療・福祉・介護 ニュース

全国紙5紙を中心に、全国の地方紙に掲載された 医療・福祉・介護に関する専門の最新情報を、各テーマごとに集積をすることにより、現場関係者を含めて、幅広く活用して頂けるページを構築したいと考えております。運営:NPO法人花しょうぶ 

水俣病:「新手帳」を不正受給 2人逮捕 熊本 毎日新聞 ニュースセレクト サイエンス 医療 無断転載禁止 

水俣病:「新手帳」を不正受給 2人逮捕 熊本 居住歴を偽り水俣病未認定患者に医療費を全額助成する「新保健手帳」を不正受給したとして熊本県警は15日、同県あさぎり町深田西、自称解体業、矢野恵(67)と同県錦町西、飲食店経営、坂本仁助(53)の両容疑者を詐欺容疑で逮捕した。同手帳を巡る詐欺容疑で逮捕者が出たのは初めて。
 調べでは、矢野容疑者は手帳の申請受け付けが始まった05年10月「68年ごろまで10年間、熊本県津奈木町で暮らし漁業をしていた」とうその申請をし、12月に県から手帳1通をだまし取った疑い。容疑を否認しているが、数日前「療養が終わった」として県に手帳を返している。坂本容疑者が申請代理人だったとされ、容疑を認めているという。 毎日新聞 ニュースセレクト サイエンス 医療 無断転載禁止 

 新保健手帳は、水銀汚染が終息したとされる68年以前に不知火海沿岸に居住歴があり、汚染魚を多食するなどして手足のしびれなど一定の神経障害があると認められることが交付の要件。居住証明や専門医の検査所見書が必要で、県内では4月末現在1万3758人に交付されている。医療費は医療機関に助成され、所持者に現金が渡されることはない。

 県警や県によると、矢野容疑者は津奈木町の居住歴はない。しかし戸籍の住所記載の保存期限が5年しかないため、同町から廃棄証明を受けたうえ「居住していた」と自己申告していた。神経障害があるとの医師の診断に誤りはないという。

 県は「本人の申請が正しいものとの前提で審査していたので、ビックリしている」と話している。【門田陽介、伊藤奈々恵】