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インタビュー:伊藤達也・首相補佐官に聞く 年金改革、給付と負担を具体的に 毎日新聞 東京朝刊 ニュースセレクト 政治 無断転載禁止

インタビュー:伊藤達也・首相補佐官に聞く 年金改革、給付と負担を具体的に 年金、医療、少子化問題を集中審議する政府の社会保障国民会議を担当する伊藤達也首相補佐官は15日、毎日新聞のインタビューで「年金制度改革ではあるべき姿を複数示し、給付と負担の関係を分かりやすく提示したい」と語った。地域医療再生に関しては「直ちに改革に着手しなければならない」と強調した。【聞き手・須佐美玲子、坂口裕彦】 毎日新聞 東京朝刊 ニュースセレクト 政治 無断転載禁止 
 ◇「選択肢を提示」

 −−(国民会議の)6月の中間とりまとめでは年金制度改革が焦点です。

 ◆社会保障のグランドデザインを描くのが国民会議。将来の社会保障のあるべき姿を考える鍵になるような方向性や論点を盛り込みたい。年金制度改革では基礎年金の財政方式について、(税方式や保険料方式など)方式の違いや給付と負担の具体的な水準を示した複数の選択肢を提示し、国民の議論を深めていける土壌を作る。

 −−地域医療再生も課題です。

 ◆地域医療をはじめ、介護や保育などは、政府として直ちに改革に着手しなければならない問題。厳しい財政状況で限られた資源を効果的に活用した制度が求められる。新しい政策的なパッケージを提案したい。

 −−消費税増税の議論も避けて通れないとの指摘もあります。

 ◆「骨太の方針06」で示した社会保障費抑制も含め、改革の旗は降ろしてはいけない。歳出抑制などを徹底し政府目標の11年度の基礎的財政収支(プライマリーバランス)の黒字化を追求していく。

 社会保障国民会議の議論は国民が本当に安心できる社会保障のあり方はどういう姿かをしっかり描き、国民にどういう負担を考えてもらわねばならないかを示すのが筋だ。負担の話ばかり先行しても国民の理解を得られない。消費税など増税のためのアリバイ作りの会議ではない。