四川省、7000棟近い校舎倒壊 中国、違法建築調査へ 【北京=峯村健司】中国四川省で12日に起きた大地震で、倒壊した校舎が四川省内だけで6898棟に上ることを教育省当局者が16日、明らかにした。住宅都市農村建設省は同日、倒壊・損壊建物が、四川、甘粛、陝西の3省で約515万戸に達したと発表。倒壊の原因に手抜き工事や違法建築の可能性があるとして調査に乗り出す方針だ。
教育省当局者によると、震源地付近のブンセン県の学校は倒壊数に含まれていないため、実態はさらに多いという。四川省内では、確認されているだけで校舎の倒壊で1900人の生徒が生き埋めとなった。 ※(写真)中国四川省内で15日、小学校のがれきの中から発見された通学かばんを両親が見つけられるよう並べる救助関係者=AP 朝日新聞 朝刊 ニュース特集 四川大地震 無断転載禁止
中国では、校舎の高さは中学校が5階以下、小学校で4階以下と定められているが、北川チャン族自治県で倒壊した北川中学校などいくつかにはそれより高いものがあった。また、中国の耐震基準は4段階に分かれ、小中学校の校舎は下から2番目。耐震性の低さが被害を招いたとの指摘がある。
16日に記者会見した姜偉新・住宅都市農村建設相は、倒壊した建物に安い材料を使われたり手抜き工事がされたりした可能性について「復旧作業を進める過程で調査する」と述べた。
中国政府は16日、大地震の死者が2万2069人に達したと発表した。四川省内での死者は2万1577人に上り、1万4千人が生き埋めのままだ。20の市・県で水道施設が壊滅。医薬品が極端に不足し、衛生環境の悪化が心配されている。
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- 2008/05/17(土) 03:02:45 |
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